2012年02月17日
田舎暮らし-11 Farewell ! America
バブル経済がはじけ、提携先の銀行、クレジットカード会社も大きな ダメージを受けて、コンサルティング事業もやむなく中止に追い込まれ ました。 輸出関係の仕事は順調だったので、責任の重い コンサルティング関連から開放されてほっとした気持ちがありました。 1996年。以前から親交のあった長野県の山村にある第三セクターの 会社から誘いがあり、その会社のトップの方と一緒にオーストラリアを 訪れる機会がありました。 山村の小さな会社は、郷土の特産品の全国販売に成功を収め、 更なる発展のため、不足しがちの食材をオーストラリアで調達する 計画を立てていたのです。 長野県の気候風土によく似た土地で、長野県と同じような農産品を 作り、日本へ出荷するのがねらいでした。 現地の責任者として陣頭指揮をして欲しいという話しが私に舞い込んで きたのです。 アメリカ生活も12年、永住権も取り、会社も存在していて差し迫って 人生が大きく変わるような事態はなかったのですが、オーストラリアの 大自然の中での再チャレンジに大きな魅力を感じました。 Farewell ! (さらば) America 一大決心でアメリカを去ることにしました。 住み慣れた町、美しい町並み、長々と延びる海岸線。 12年間楽しませてくれた California からおさらばです。 Farewell ! Marina Del Ray Santa Monica Wharf Pacific Palisades Farewell! Downtown LA Freeway junction LAXAirport 1997年7月。 次の仕事場、居住の地オーストラリアに向けて出発です。 次の入国窓口 Sydney Harbor 続く
Posted by duqhsxthkc at
14:56
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