社長のぼやきです

  

　　　言いたい言葉の　飛ばし方　右と左に　振り回されるから　上下へ　斜線を描くように 　　　結局は　またもや　右回転が　正しいのなら　アタシは　台風の目玉の中で　佇んでいたい 　　　赤道の　位置なんて　知らなくても　構わないのに　白線を　踏んだからって　どうよ 　　　ミエナイ境界線　超えてるの？　それとも　たどり着けないでいるの？　 　　　マタガッテ　腰掛けて　飛び散って　怪我をするから　危ないから　って言っていたけど 　　　ちっとも　意味が分からなかったの　　怪我なんて　この程度が　怪我だとする　世界にいるの？・・・と 　　　焦ってきたわ　痛みがワカラナイ人ばかりだと　思っていたのは　アタシが　ワカラナイ人だからだったのね 　　　風呂に　湯を　タメテ　溢れそうなほどに　たっぷりと　どっぷりと　華を　散らして　薫らせて　じっくりと 　　　そうね　アタシが　沢山居る　未来では　鏡を磨くか　鏡を伏せるか　鏡を・・・ 　　　湖の　辺りに　霧がかかっている　ドーム状の　空間が　我が家なら　出かけた先では　日差しに 　　　目が眩むのも　無理はないわよね？　一体　どうやって来たら　朝だって声になるの？ 　　　湯船の　栓を　楽にして　黙って　何も　何も　大音量の流れる水は　時空の速度が　ゆったりとして 　　　何時間か後に　アタシのもとへと　届く　映像も　香りも　温度も　そこにあるだけで　ずっと後から 　　　追いかけてくるように　記憶を　彩る 　　　回転して　渦　回転中の　ソレ 　　　ただ　見る　ただ　見て　見ているだけという　贅沢を　味わう 　　　考えない　動かない　アタシの　時間の針の　速度を　緩めて　身体の　濃度の　調整を図る 　　　理由なんて　後から　つけるもの　いつだって　今までだってそうだったから　 　　　「常識」を　検索して　バカバカしくなって　保存対象外と　アタシが　渦の中で　言葉をちぎった 　　　ゴミ箱の　意味も　ワカラナイ　サクも　枠も　箱も　袋も・・・・家も・・庭も・・国も・・星も・・・ 　　　大体　地面の意味を　知らないから　審判が　笛を鳴らしたんじゃないの？ 　　　正義と制御と　どちらか一方　 　　　回転して　追いかけるように　後からという　手前から 　　　完全体だと思っているエンが　延々とエンエンと　円周率を　知ってる人がいるのに　 　　　どうしてなのか　　　ワカラナイ　てっきり　ふざけているのだとばかり　 　　　子泣き爺と　砂かけ婆が　宇宙の縮図のように　クロスして　 　　　「本当はね　乾いて等　いなかったのよ」と　「サソリだって　知らないわ」って　 　　　脳の　間で　平泳ぎする人が　ひとかきして　通り過ぎた気がした 　　　発狂したい衝動　蹲った渦の　目玉の　ほとりにて 　　　出入り口を　みつけようか？　もう　どうでもいいかな？ 　　　端から　橋から　箸へ　 　　　あなたの言うことが　ワカラナイ　だけど　あなただって　あたしの言うことが　ワカラナイはずなの 　　　それは　アナタが　わかっている人だから　当然なことなのじゃないかしら？ 　　　アタシには　さっぱり　ワカラナイ　ワカラナイ　ワカラナイ　渦が　回転してるよ　ほらね 　　　アタシは　なんにも　知らない　知らないってことを　覚えていっている途中だから 　　　排水溝の　水滴を　拭きあげようかしら？　殻だもの