ロック難聴 ヘッドホン難聴
コンサートで大音響の中にいると耳に大きな負担がかかり、耳鳴りがしたり、聞こえにくくなったりする事が あります。ヘッドホンで長時間、大音量の音楽を聴いても聴覚を損なう事もあります。 音が聞こえる仕組みは耳の奥の蝸牛という渦巻き状の器官にある有毛細胞が先端に生えた毛の振動で 音を感知するとその情報を耳に伝えます。感音難聴は大きな音で有毛細胞に障害が起きる事などによって 発症し『ロック難聴』『ヘッドホン難聴』などとも呼ばれます。 難聴の症状が出ても、一時的なら静かな場所で耳を休ませれば、多くは自然に治る事が期待できますが 慢性的な症状になると深刻です。 有毛細胞はいったん破壊されると、修復力がなく機能が回復しない為です。 まず何より大切なのは予防です。 コンサートではスピーカーのそばをさけたり、時々休憩したり、自分なりの工夫も大切です。 ヘッドホンやイヤホンは使い方に気を付ければ安全に使う事ができます。 適度な音量は外の音が入りやすいオープンエア型なら静かな場所でヘッドホンをしていても 周囲の音が聞こえる程度。遮音性の高いクローズド型なら片側を耳から外し、周囲の音と同程度の音量に 設定するのが目安。長時間聞き続けないようにしましょう。 電車の中でヘッドホンを使うときは、周りの騒音があるのでつい音量を上げがちですが、適正な音量を 把握し、上げ過ぎないようにしましょう。一般に耳の健康には90デシベル以下が目安とされています。 次回予告 高齢者を中心に大幅な視力の低下をもたらす『加齢黄斑変性』6月13日水曜掲載予定。
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