【パン】ドイツにいるからにはライ麦を使わないとね~♪
1年半ほど通っているパン教室は、、ドイツの食材を使って日本風のパン作りを教えていただくお教室 もちろんドイツパンも美味しくて大好きなのですが、日本のパンも恋しくなるのが日本人 ドイツパンはその辺でお手軽に買えますが、日本風のパンは貴重品です。 (ま、ここはデュッセルドルフ、いつでも美味しい日本のも買えるのですが) そんな訳で自分で食べたい時にいつでも美味しい日本のパンを焼けたら…と思ってお教室に通い始めましたが、日本風にこだわらずとも、今はとにかく手捏ねの楽しさにハマっております お教室通いも結構な回を重ね、先日、初めてライ麦粉Roggenmehlを使ったパンを教わりました せっかくドイツにいるからには、やっぱりライ麦パンも是非是非焼いてみたかったので嬉しい~。 ドイツパンといえばライ麦パンのイメージですね ドイツの寒冷な気候では上質なパン用の小麦Weizenが育ちづらいため、それに耐えうるライ麦Roggenが多く栽培され、ドイツでは昔からライ麦を使ってパンが作られてきました 通常ライ麦パンはイースト菌ではなくザワータイクを使って作りますが、お教室ではイーストで作れるぎりぎりの量ということで、小麦粉:ライ麦=5:1の割合で。 ドイツではライ麦粉が総粉量の90%以上のものをライ麦パン(ロッゲンブロートRoggenbrot)と呼ぶので、この配合だと正しくはライ麦パンとは言えないのですが、いづれにしてもライ麦を使ったパンを焼けるのはなんだか嬉しい 一歩進んだ感じ? ちなみに、 ライ麦が総粉量の90%以上=Roggenbrotロッゲンブロート ライ麦50%以上90%未満=Roggenmischbrot ロッゲンミッシュブロート 小麦50%以上90%未満=Weizenmischbrot ヴァイツェンミッシュブロート ←今回のはこれですね。 と決まっているそうです。 小麦粉同様、ライ麦粉の分類も数字で表されますが、普通のスーパーで見かけるのはほとんどType1150か全粒粉。 どちらでも大丈夫と先生がおっしゃったので、なんとなく全粒粉Vollkornmehlにしてみました。 できれば前日、少なくとも3時間前に全粒粉と同量のお水を混ぜておきます …なんとも体に良さそうな色 あとはいつもと同じように捏ねて、具を加えて分割して焼くだけ。 やっぱり生地の様子はいつもと違い、いつまで捏ねても結構べたついてました お教室で教わった時の具はクルミとドライイチジクだったのですが、今回はクルミとレーズンで。 焼き上がり~ わ~い、それっぽい 外はぱりっ、中はもちっと、ハード系らしく出来ました。 日本のふわふわパンも美味しいけれど、やっぱりハード系好き 毎日でも食べた~い。 クルミ&レーズンの王道コンビ、もちろん美味しいのですが、この生地にはイチジクの方が合うような。 次はちゃんとドライイチジク買ってきます。 それから、パン焼きをなさる皆さんがよくおっしゃる「クープが上手く開かない」という、その重要性が今までイマイチ分からなかったのですが、このクープでパンの表情が大きく変わり、やっぱり相応しい表情にしたくなるものですね~ 私も次からこの辺を気にしてみたいと思います。 そんなわけで今後の課題も出来たことですし、しばらく作り続けそうな予感です ライ麦は植物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富な食材。 伝統的なドイツパン、近年のヘルシー志向にもぴったりですね