西天満の裏の顔「唐菜房 大元」
大阪で海南鶏飯が食べれるお店って 少ないんだけど調べてみたら意外や意外。 会社のまあまあ近くに発見。 中之島線の大江橋から徒歩8分。 いや、なにわ橋から徒歩7分。 まあちょうど間くらいの、 それはもう絶妙に行きにくい立地。 それでも人気店ということで、 11時30分ごろ早々に出動。 狙いはもちろん数量限定&ランチ時のみ提供の海南鶏飯だ。 噂ではインディカ米を使用した本格派で、 店構えもなかなかのオシャレストラン。 でもなんかさ。OLさんとかがさ。 ランチにわざわざ調べてきちゃいました♡な感じ? 苦手なんだよね。おっさん一人で食ってもいい? 一人で2プレート食ってげっぷしてもいい? ランチは麺2種、飯2種。 けっこうがっつり飯っぽいし、男受けメニュー。 とかなんとか店頭でうにゃうにゃと考えてると店員さんが「どうぞ~」と入店の催促。 店頭でうろうろしてすんませんね、入りますよ。 ふん、もう注文は決まってるもんね。 海南鶏飯ください!大盛りで! 「すみません~さっきのお客さんので最後だったんです~」 •••な~に~!?おまえ!海南鶏飯がなけりゃあ来る用事はねえんだよ!と眉間のしわで悪態を表現しつつ、 おれの海南鶏飯を先に注文した「さっきの客」とやらを薄目で睨みつける!すると。 「海南鶏飯うまいすよ」 そのやりとりを客観的な視点で見ていたのは会社の後輩。 その口は、ふてぶてしくもモシャモシャとおれの海南鶏飯を食ってるではないか。 おま!おれがどんだけ海南鶏飯が好きか知らないよな! おれが今日このためだけにこの店に歩いてきたのを知らないよな!! しかし時、既に遅し。すべては後輩の胃袋の中。あとは消化されて次、世に出てくるときはうんこだ。 うんこには興味はない。 結局その日は焼豚飯(大盛)で心を鎮めたが、涙の塩分が隠し味。 後日恨みを晴らすべく再訪し、念願の海南鶏飯にありつけたのだが なんと、その日は米の炊き方がひどく、せっかくのインディカ米がつぶれてべちょべちょ。 白いプレートへアーモンド型に盛られたお米は、パラパラ感ゼロの代物。 おそらく水量を普通の日本米と同じ量にしてしまったんじゃないかな。味見せーよ。 蒸し鶏はジューシーで柔らかく、なかなかのものだったが いかんせん海南鶏飯はご飯がワッシワッシ進まないといけない。 もったいないよ! この米は何かの間違いだといいのだが、こういうことがあると、ねえ。なかなか再訪に足が向かないもんだよね。 後輩よ、お前の食った海南鶏飯は本当にうまかったのか? それともただの味音痴なのか?どっちなんだ?! ------------------------- 唐菜房 大元 大阪市北区西天満4丁目5-4 06-6361-8882 (休)日・祝 11:30~14:00(L.O) 18:00~22:00(L.O)-------------------------