1073R-1乳酸菌は優れもの!
1073R-1乳酸菌入りヨーグルトは新聞やTVで放送されていました。R-1のヨーグルトはかなり人気で売り切れや品薄状態みたいですね。手に入れるのが大変です。 「1073R-1乳酸菌」は、ヨーグルトを作るために使用されるブルガリア菌のひとつで、多糖体を多く産生することが特徴。乳酸菌などが菌体外に作り出す多糖体をEPSと呼び、EPSは生体に対して免疫機能を活性化することが分かっています。 体の中で細菌やウイルスの侵入を阻み、見つけ次第攻撃して、体の健康を維持するために働くシステムとして「免疫」があります。この免疫システムの中でも、とりわけ攻撃的で外敵に対してよく戦うのが、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)です。NK細胞は他の免疫細胞よりも即戦力として働き、その上攻撃的で、ウイルスに感染した細胞など、異常のある細胞を攻撃して破壊するのが特徴です。 NK細胞は、皮膚や粘膜の防御に続く免疫システムである、「自然免疫」の部類に入ります。第一の防御網をくぐり抜けて、体の中へと侵入してきたウイルスに感染した細胞を見つけるやいなや、NK細胞が徹底的にそれを攻撃して破壊します。いわば、最前線の斬りこみ隊長。このように、NK細胞が果敢に戦ってくれるうちは、ささいな感染が大事に至らなくて済むのです。つまり、NK細胞の働きが強くなると、感染症などの疾病を未然に防ぐことができるようになるのです。NK細胞が特に免疫の中でも重要な働きをする、と言ってもよいのではないでしょうか。NK細胞は、まさに感染症などを防ぐ最前線の部隊。ここが防御の要なのです。 佐賀県では、このR-1がNK細胞を活性化させると言う研究が進められています。新型インフルエンザに感染率が抑えられて、学級閉鎖も0校になっているみたいです。新型インフルエンザのみならず、様々な病気に対しての効果が期待できるそうです。