冬場のノコギリクワガタ菌糸ビン飼育
今回はノコギリクワガタの現在の飼育環境を書いてみようと思います 前期まではマット飼育のみでしたので、室温まかせでしたが、 今期から菌糸ビンも使い始めたので、幼虫が菌糸に巻かれないように保温飼育をしています 節電にちゃんと取り組んでいなくてスミマセン・・・ この衣装ケースは4~12月までクサガメ♀(15歳)を飼っているものです 現在クサガメは水を入れたバケツに入れ、押し入れの中で冬眠中です その間、このケースを有効利用することにしたわけです 冬場、南の部屋は家の中まで陽光が入ってきます 我が家の中では一番暖かい場所なんですが、 菌糸ビンに直射日光が当たるのはよくないので、ダンボールで日除けにしてあります (奥の方が少し光っていますが、ストロボの光です) ちと見た目が悪いですけどね・・・ 真横から見たところ 一番下に、昔カメ用に買ったパネルヒーター ピタリ適温 を敷いています (いまはカメは全部冬眠させているので使っていません) 少ない電力でよく温まる便利な器具なんですが、 カメと違ってクワガタは飼育容器をすぐ上に置くと容器内の温度が上がり過ぎ、幼虫を死なせてしまいます、たぶん・・・ そこで金属製の台(キッチン用品)を置き、その上にプラスチック製品(底が網状になっているもの)を置いて、菌糸ビンを載せてみました プラスチック製品を置いたのは、このほうがビンが安定するからです 下のスペースが使えないのがもったいない気もしますが、しかたがないんですよね~・・・・・ 1本でも多く収容したかったので、斜めにしたビンや半分載っけて半分宙に浮いてるビンもあります(^_^;) 地震が何度か来ていますが、いまのところ問題ありません 元が衣装ケースですので、フタがあります プラスチック製の小さな板を端のほうに挟んで、この上にフタを被せています 温度は低い場所で常に20℃、高い場所で23℃くらい ケースが大きいので、場所によって少し差が出ます しかし、ビンが全部収容できなかったため、もう少し小さなケースでもう1セット作ってみました~ これも普段は別のカメが入っているコンテナボックスです 右側に取っ手みたいなのがありますが、本来はフタをキッチリ閉めるために付いている留め具です これをわざと起こした状態にしてフタを載せています 本体とフタとの間に物を挟むのは、通気をよくするためと、パネルヒーターのコードを傷めないようにするためです こちらも ピタリ適温 の上に逆さにした小型のコンテナボックスを置き、その上に100均で買ってきたカゴを二段重ねにして、中に菌糸ビンを並べています 上から見たところ 二段重ねにした意味はあるようでないような・・・ なので、あまりツッコまないでくださいね~(^_^;) 温度は22~23℃くらいです ビンのフタには100均で買った「1度貼っても剥がせるシール」を貼り、親の産地、特徴、サイズを記して、どの親の子かわかるようにしてあります 前期もやったことですが、色やサイズ、体型などがどの程度まで遺伝するのかを調べてみたいと思っています なお、衣装ケースのフタは初め、1日中被せていたのですが、やはり通気性が悪いらしく、 菌糸が食われてマットが露出した部分から青カビが少し発生しました そこで、天気の良い日の朝~夕方はなるべくフタを外しておくようにしました さすがに毎日はできませんが、それでも新たな青カビは発生していないようです (ノコの菌糸ビン飼育は初めてですので、的外れなことも書いているかもしれません。参考程度にお読みいただければ幸いです^^;)